浴衣(ゆかた)は日本の夏の風物詩。花火大会、盆踊り、これからの時期、浴衣を着る機会がいっぱいです。夏、浴衣を着た人たちが町を歩くさまは、とても涼しげで気持ちの良いものです。そして、浴衣の足下は下駄がつきもの、路地に響くカラコロという下駄の音には、誰しも何かしら懐かしい気分を感じてしまうのではないでしょうか。
浴衣の着方のポイントは、きつくしすぎず、さりとて、だらしなくならないよう、素肌にさらりと装って、見た目にも涼しげに着方を心がけることにあります。ゆったりと余裕をもって着付けた浴衣に、くつろぎと粋さを感じてしまうのは日本人ならではの感性です。同時に浴衣は着方だけでなく、足もとへも気を配って、下駄の美しさも楽しみたいものです。
浴衣の着方のポイントで基本的なものを挙げておきます。
- 浴衣というと、湯上りに夕涼みに着る、シンプルな木綿の浴衣を思い浮かべがち。でも、一般的には、肌着と裾除けをつけたうえに着付けるもの。木綿の浴衣の良さはもちろん捨てがたいけれど、木綿以外の生地に半襦袢をつけ、半襟を出して着方の変化を楽しむも良し。
- 衣紋抜き、前のえり合わせはゆったりと。詰めすぎは、暑苦しく見えることも。衣紋は指3本からこぶし一つが入るくらいを目安に抜くのが基本。
- すそ線は、足のくるぶしにかかる程度の着方が良いかんじ。長すぎるとしまりなく見えることも。下前のすそあがりは7?8センチが目安。上前のすそあがりは下前の半分程度にすると、すっきりと。
- 帯の位置は、浴衣の場合、あまり胸高にしないように締め、きつく締めすぎないように。
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梅雨明け