着物を着る人の体型は各人まちまちです。大柄な人、小柄な人、ふくよかな人、細身の人。
しかし、きものは直線裁ちで仕立てられるので、そのまま着付けてはあか抜けないこともあります。
洋服の場合は体型に合わせて立体的に仕立てるわけですが、着物は直線裁ちですから、くびれや出っ張りの具合に合わせて最適な状態に整えた上での着付けが必要になります。きものの美しい着付けで大切なのは、一言で言えば、できるだけずん胴に近づけるということ。普段着とは反対に身体の凹凸をなくすよう工夫することがポイントになります。
それでは、きものの着付けで、補整に用いる小物にはどんなものが?ここでは小物類を眺めてみることにしましょう。
- 和装コルセット
腹部の出っ張りや腰のシルエットを引き締める。 - 和装用ブラジャー
洋装のブラジャーでは胸のカタチを大きく見せるように整えるところ、和装用ブラジャーでは胸を目立たなくするようにコンパクトに矯正する。多少はふくらみが有る方が女性らしく見えるので、よほど豊かなな胸でなければつけなくても可。 - 前肩パット
細身で前肩が骨ばっている、あるいは全般に肉付きが少ない体型だと、えり付けにしわが出るので、補整が必要。 - 腰パット(腰ぶとんとも)
洋装ではスタイリッシュなヒップアップ体型も和装では着付けがまとまらないので、腰パットで矯正するのが望ましい。また、腰上部に厚みの足りない場合にも活躍するのが腰パット。その他、下がり気味・扁平なヒップ、出っ張り気味のヒップの矯正にも。帯下の貧弱さや帯のたれの跳ね上がりを押さるなど、腰回りのシルエットを美しく整える。 - 腰巻き(胴帯)
ウェストが細い場合の体型矯正に用いる。 - わきパット(腰骨当て)
腰パット同様に、腰にふくらみがないなど、腰のシルエット矯正に。また、腰骨が帯端が当たって痛い場合のガード役にも。