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体型補整を考える

着物は中国や韓国の民族衣装に通じる形式を持っています。しかし、「包みの文化」とともに洗練されてきた結果、和服は日本独特の美しさを持つ衣装に成長しました。日本女性の和服姿は欧米の公式の場でも注目を集めることしばしばなのだそうです。

きものは、女性らしい、ゆったりとした余裕を持つ反面、すそつぼまりのシルエットは、美しいだけでなくある種の緊張感を持っています。洋装の場合は、コークボトルラインとも言われる女性特有のシルエット?ウェストのくびれとバストのコントラスト?を強調して、着る人の個性とドレスの美しさをアピールする着こなしが一般的です。

一方、立体的裁断ではなく直緯線裁ちのきもの場合には、寸胴気味に補正しつつも、着崩れないよう身体にフィットさせて、着付けることが重要ポイントになります。
さて、きものの着崩れを防ぐ大切なポイントとはどのようなことが考えられるでしょうか。一番重視すべきに、身体フォルムの「補整」があります。人の身体が本来もつ凹凸を隠し、きものが一番美しくみえる筒状の体型に整えることは重要です。

着物を装う方が、標準的体型である場合、以下の4箇所で補正するのが基本となります。

  1. 襟元
    衿元の整え方のポイントは、衿元のくぼみを埋めること。バストを抑え気味にすると、衿合わせが安定することにも。衿元をなだらかに見せるよう意識しましょう。
  2. みぞおち
    みぞおちのくぼみは一見、大勢に影響なしといった印象があります。しかし、着付けたときにみぞおちのくぼみを放置しておくのは、きもののしわの原因になることが多いのです。結果、帯のしわの原因にもなります。
  3. ウェスト
    洋装の似合う女性のプロポーションでは大切なウェストのくぼみ。しかし、和装の場合にはしばしばウィークポイントでもあります。大きくくぼんだウェストのままで、きものを着付けて、腰紐を締めると、着物全体が裾広がりになってしまいます。また、帯も不安定になりがちなので、適度な「ずん胴」に補正してください。
  4. ヒップ
    和装におけるヒップはカタチそのものも重要ですが、ここでは、ヒップの上のくぼみに注目しましょう。ヒップの上にできるくぼみはkちいんと補整することで、美しいおたいこの形を作ることができます。着物に限らず美しい後姿(背姿)は、女性の魅力を引き立てます。前面だけでなく、後ろ姿にも気を配りましょう。

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