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和装のはきもの -ぞうりと下駄-

履き物(はきもの)も着物のお洒落では楽しみの一つです。はきものがミスマッチでは、美しくきものを着付けても台無しになることもありそうです。そんな装いの仕上げは、草履(ぞうり)と下駄(げた)について眺めてみましょう。

●ぞうり選びのポイント

  • ぞうり選びで一番気を配るべきは色の選択でしょうか。草履の色はきものや帯の地色に合わせる方法のほか、帯締め、帯揚げのいずれかと共色にする方法があります。カラーコーディネートが達者な人は、一見無関係な色でもおしゃれに合わせてしまいますが、同色に合わせるのが無難だと思います。バッグなどから履き物の色を選んでみるのも良いでしょう。
  • 台の高さは、きものの種類によって変えます。振袖ならば5センチくらい、留めそでや訪問着の場合は4センチ、街着ならば低めの3センチくらいを目安にしましょう。
  • 礼装用のぞうりならば、佐賀錦、錦織、つづれ織りの布地が代表的です。また、レザーならばエナメルやパール加工したものをよくみかけます。台と鼻緒はそろっているものが正式とされ無難です。色は淡い色調が馴染みよくて好適です。
  • 街着用の草履の素材は自由度が高く、染め皮革、しころ織り、メッシュなど伝統的なものから、モダンなものまで様々です。ただし、金銀を用いたものは華やかに過ぎ、気さくに着る街着としては不向きかと思います。
  • 小紋などの外出着に合わせる草履ならば、着物にマッチする色のエナメル加工のものが無難です。また、色が合うならば、ろうけつ染め加工、あるいは小紋柄の型押しなどもよく似合います。
  • 創作色の強い趣味的なきものや、個性の強い大島やつむぎを装うときには、爬虫類素材を取り入れた草履を合わせると粋な感じにも。ただし、行き過ぎた個性は時にミスマッチになりますので、十分考慮して履きましょう。

●下駄選びのポイント

  • 下駄には気さくな履き物のイメージがあります。これは浴衣(ゆかた)の履き物であることが理由だと思いますが、ゆかたでなくても雨の日には下駄を重宝することも多いものです。一般的な下駄は駒下駄ですが、雨の日には薄歯の日より下駄、高下駄(日和げたよりもさらに高いもの)などを履くと、足下をぬらさず済みます。また、畳表のあずま下駄、こども用のぽっくりなども下駄のバリエーションです。
  • 鼻緒の素材はビロード、錦地などの布製のものがしゃれていますが、雨の日用にはビニールの鼻緒が耐水性があってベストです。
  • 浴衣の場合素足ではくことが多い下駄ですから、素材が白木だと汚れが早々と目立ってしまいますので、黒塗りの下駄が適しています。

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